2008年06月06日

マクロ経済学専科 佐藤和夫

マクロ経済学専科@amazon 佐藤 和夫 (単行本 - 1989/6)
  • はしがき
     本書は、「マクロ経済学専科」と銘打った『経済セミナー』誌での16回の連載(1987年5月号―1988年8月号)に補筆し、さらに数章を書き加えたものです。

  • 終章 アメリカと日本のマクロ経済
    • アメリカ経済を下敷きにした経済学
    • 見えない握手
      第18章で示唆したように、アメリカのマクロ経済はケインジアン型の経済であるように思われます。
      アーサー・オークン〔1981〕アダム・スミスの「見えざる手」(invisible hand)をもじって、経済主体間には「見えざる握手」(invisible handshake)が働いて契約が長期化するので、アメリカのマクロ経済はケインジアン型になるのだと説明しました。
      「暗黙の長期契約」
      この状況ではマクロ経済の調整は、価格調整よりも数量調整に依存することになり、したがって妥当する理論もケインジアンの理論になるのです。
    • 見える握手
      日本のマクロ経済
      「見えざる握手」よりもっと強い「見える握手」(visible handshake)が働いています。佐藤〔1983〕
      ということは、日本経済はこの点ではかなり非競争的な経済だということです。
      こうして、非競争的な経済が逆に古典派型にみえてくることになるのです。
    • 日本のマクロ経済を理解するために

    • 参考文献
      Okun, A.,Prices and Quantities(Qashington,D.C. : The brookings Institution. 1981). 藪下史郎訳『現代マクロ経済分析――価格と数量』(創文社、1986年)。
      佐藤和夫「『見えざる手』と『見える握手』」『経済セミナー』(1983年12月号)、20‐26ページ。
posted by raycy at 08:29| Comment(0) | TrackBack(1) | 本メディア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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