
西山 賢一 (著)勝つためのゲームの理論―適応戦略とは何か
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18-19年前に読んだ本。
いやあ、驚きました。Robert Axelrod - The Complexity of Cooperation
アクセルロッドの評判は 既に地に落ちていたのですなあ。しかしながら、進化ゲーム的アプローチへと多くの社会学者を誘った功績は称えられるべきといったところなのか、それ以上か。
高橋伸夫『虚妄の成果主義』日経BPフォーク定理。知らなかった。しかもよりによってアンチTRON池田信夫氏によって知らされるとは。。。
確かに、日本的経営と妙に相性がよかった しっぺ返し戦略。類似品として?今西進化論、?100匹のサル。
国内は島国で公共事業、海外への輸出攻勢といった状況にあった1980-90年、国内状況は 着々と繰り返し囚人のジレンマ状況への階段をのぼり続け、なおも足を速めつつあるのであった。
年功序列や「談合」には、既得権者の権益を固定化する面もあるだろう。
tit for tat(=売り言葉に買い言葉 ちょっと日本語と合わない)=おうむ返し戦略=しっぺ返し戦略
協調、談合、非協力といった日常語を 単なる数理構造の説明に多用しすぎるのは、一般人を無用に惑わすぞ、いかんいかん。しかし、だから知ったかぶりができた。そして惑わされ続けていた。
■国別ゲーム状況の存在。それが今益々、ホモ(=均質)国際化(いわゆる「グローバル化」)へと向かっているのか?
【ゲームの理論】theory of games戦略の選び方にも国柄がある
ロシア人 :最も相手を威嚇できる戦略を選ぶ。
イギリス人:最も誇り高い戦略を選ぶ。
ドイツ人 :自分が最も得をする戦略を選ぶ。
アメリカ人:相手に最もダメージを与える戦略を選ぶ。
日本人 :まず相手の出方を見てから、会議を開く。(顔色を伺う。後出しじゃんけん
■グローバライゼーションは ホモゲナイゼーションか?
■ゲーム理論の理論構成はどうなっているのだろう?
プレーヤーは合理的意志決定者であるのは必要条件か?
ある局面ではサイコロを振って意思決定するといった確率的プレーヤーも研究されているのか?
■つきあいかたの科学と 情報識別記憶処理
1相手を間違えない。識別能力。
2協調、非協調の履歴の記憶と経時重み付け評価関数。
[取り込み詐欺] goo ウェブ検索結果は、とりあえず協調戦略を利用している。重みの評価も問題。
3相手を導く誘導。態度と思惑の小さなギャップの設定。鼻先に人参効果。
4魅力の利用。
5自分なりの採点表(バランスト・スコアカード霊犀社2:「医療のリスクマネジメント」 熊川寿郎)を持つ。それで自身を採点。他者に公開説明。自分の採点表で他者をも採点しがち。しかし、他者は他者で、別の独自なスコアカードを持っているのである。
そして、それも有りなら、それはそれでいいのである。と、しようではないか、諸君。

