2006年12月09日

成長の個体差―ヒトの成長直線をめぐって 増山 元三郎 (著)

成長の個体差@amazon―ヒトの成長直線をめぐって 増山 元三郎 (著)
 §0 話のはじめに

 お話の主題は”成長”ですが、この問題に手を出す少し前の仕事から紹介したいと思います。それは”基本的生命現象”とは何であるかを定量的に知るためにです。
 この仕事のきっかけとなったのは、科学技術庁の”化学物質・重金属の安全性の評価”研究班に引き出されたことです。もって回った表題ですが、”公害・薬害の評価法”というのを婉曲に表現したものでしょう。公害、薬害問題がやかましくなったとき、議会で、”政府は何もやってないじゃないか”という野党からの突き上げがあって、あわてて政府が天下り予算をつけて、つくった研究班でした。昔政府主催の委員会で、結論が政府に都合のよいように曲げて公表されたこともあったので、研究班への参加はお断りしたのですが、係官の方は二度、三度と熱心に説得にみえました。それで友人の一人に相談したところ、何をやっているか中から見てみるのもよいのではないかといわれ、参加したのでした。1970年代の始めの頃だったでしょう。
 ・・・解析できるようなデータは回って来ませんでした。合理的なデータ解析を行なうためには、実験を始める前の実験計画が必要・・・最適設計の相談は一件もありませんでした。・・・
 思いがけないほどの多額の研究費をいただき、税金のムダ遣いはしたくなかったので、この問題に関して何が分かっていて何が分かっていないのかを調べてみることにした・・・。かねてから公害・薬害対策に関心・・・少数グループで”薬の安全性研究”を行なっていた・・・
 その結果わかったのは、・・・・・・(P.7)


posted by raycy at 12:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 本メディア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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