2008年07月18日

戦略的思考とは何か―エール大学式「ゲーム理論」の発想法 アビナッシュ ディキシット、バリー ネイルバフ、菅野隆、 嶋津祐一

戦略的思考とは何か戦略的思考とは何か―エール大学式「ゲーム理論」の発想法@amazon―エール大学式「ゲーム理論」の発想法 アビナッシュ ディキシット、バリー ネイルバフ、菅野 隆、 嶋津 祐一 (単行本 - 1991/9)
目次
序章 戦略的思考とは何か
第1部 ゲーム理論の基本的コンセプト(戦略ショートショート
交互行動ゲーム
同時進行ゲーム)
第2部 基本的コンセプトの発展(囚人のジレンマ
戦略活用行動
実行の確約
予測不能性)
第3部 ゲーム理論の戦略的状況への応用(瀬戸際戦略
協力と協調
投票
交渉
誘因
ケース・スタディ)

■「BOOK」データベースより
序章 戦略的思考とは何か
第1部 ゲーム理論の基本的コンセプト(戦略ショートショート;交互行動ゲーム;同時進行ゲーム)
第2部 基本的コンセプトの発展(囚人のジレンマ;戦略活用行動;実行の確約;予測不能性)
第3部 ゲーム理論の戦略的状況への応用(瀬戸際戦略;協力と協調;投票;交渉;誘因;ケース・スタディ)

第9章 協力と協調
1.誰がために鐘型カーブは鳴る
2.ベイ・ブリッジ
3.キーボード文字の配列
代表作であるDSK(Dvorak Simplified Keyboard)は、タイピストの指の動く距離が50%も減るように設計され、同じ量の文章が「Qwerty」より5〜10%少ない時間でタイプできる。(P.212)
 この種の問題はバンドワゴン効果と呼ばれ、図9‐2のグラフで説明できる。(P.213)
 ・・・・・・(*2)(p.214)
 つまり数学的にはタイピストの100%がDSKか98%が「Qwerty」かという二つの結果のどちらかしか起こりえない。しかし、どちらが起こるかはわからない。まったく同じ状態から始めれば、・・・・・・(p.214)
 悪循環を伴っている劣った均衡点からより優れた均衡点へ移行させることは可能である。ただしそのためには協調的行動が必要である。もし主要なコンピューターメーカーが新しいキーボード配列を採用することで協調するか、連邦政府のような大組織が新キーボードを使えるように職員を再訓練すれば、均衡点が一方の端からもう一方の端へ移ることが起こりうる。ここで重要な点は、タイピスト全員が切り替えるようにする必要はなく、一定量(ここでは28%)が切り替わればよいといくことだ。十分なきっかけが与えられればより優れた技術は普及するのである。(P.214)

9.要約
 この章では、人の演じるゲームの中で、敗者のほうが勝者より多い例を扱った。歩調を合わせないで、選択を行なうと社会全体にとって好ましくない結果が生み出される。(P.229)

(第9章 注)
*2 ・・・・・・。これは使うチャンスとは関係なく、高度なテクノロジーに興味のある人が必ず少数(大体2%位)はいて、その人たちがDSKを習うからである。(P.234)
posted by raycy at 00:37| Comment(0) | TrackBack(2) | 本メディア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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バンドワゴン効果は、単に心理的な問題なのか?
Excerpt: わずかでも優劣の差があれば、同列からスタートしたのなら、優勝劣敗が起こるという、、、 だが、一旦、ある地歴局時局地的な安定が起きると、新参者は、それより機能的に優れていても、一気にには、逆転して支配..
Weblog: カルマサイテー人 霊斎2
Tracked: 2008-08-02 23:30

バンドワゴン効果
Excerpt: バンドワゴン効果 ← バンドワゴン効果 ネットワーク 経路依存
Weblog: 霊犀社2
Tracked: 2008-08-15 08:51
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