The Rise of Statistical Thinking@amazon
2007年06月08日
統計学と社会認識―統計思想の発展 1820‐1900年 セオドア・M. ポーター
統計学と社会認識@amazon
―統計思想の発展 1820‐1900年 セオドア・M. ポーター、Theodore M. Porter、長屋 政勝、 近 昭夫 (- - 1995/7/20)
The Rise of Statistical Thinking@amazon
1820-1900
The Rise of Statistical Thinking@amazon
新訳 イソップ寓話集 塚崎幹夫
新訳 イソップ寓話集@amazon
塚崎 幹夫 (文庫 - 1987/9)
7 選びかたを誤ればすべては崩れる―疑わしいものは避けよ
7-2 避けるべき者―悪に生まれついている者
ゼウスとヘビ(P.132)
19 おごる者は久しくない―強者の上にはより強者がいる
19-3 没落と末路
アリとコガネムシ(P.305)
セミとアリ(P.306)
余暇のすすめ 大河内 一男
余暇のすすめ@amazon
大河内 一男 (新書 - 1974/7)
こう考えてきますと、今日の人間は男性も女性も、老いも若きも、何らかの意味で「働く」人間であり、病気のために働けないとか、高齢者になって働けない人々を除いては、すべての人間は今の社会では、それぞれの年齢や技能や立場や特性や個性に応じて、何らかの形での「働く」生活をすることによって生きている人間ばかりであります。従ってひとつの大きな共同社会、近代的な共同社会は、こうした「働く」人間が、互いの労働や仕事を交換し、共同することによってはじめて成り立っているのだと言ってよろしいでしょう。(P.197-198)
アダム・スミスは社会の人間の中には二通りの階層があるといっております。一つは岩油津「生産的労働」に従事する者、ないし「生産的労働者」であり、もう一つは「不生産的労働」の従事者、ないし「不生産的労働者」であります。(P.198)
「不生産的労働者」これらすべての人々は社会にとってなくてはならない存在ではあっても、あるいは「有用」な人々ではあっても、・・・・・・その限りでは「不生産的」な人々である、とスミスは考えています。(P.198-199)
しかしだからといって、彼らが大きな近代社会の歯車が動いてゆくのに無用な存在だというのではなしに、社会にとってはなくてはならない存在、・・・・・・
第一種類の階層の人間(「生産的労働者」)の数と「不生産的労働者」との数の比率が、常にバランスを保っていなければ、大きな社会は再生産の均衡が保っていけない、スミスはそう述べています。(P.199)