2007年01月25日

高橋秀俊 省エネルギの物理的基礎

高橋,秀俊
省エネルギの物理的基礎
日本機械学會誌 82(725),308-312,19790405(ISSN 00214728) (日本機械学会/社団法人日本機械学会)
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別冊経済セミナー『エントロピー読本I』,日本評論社(1984)

別冊経済セミナー『エントロピー読本I』,日本評論社(1984)
http://entropy.ac/download/E1/E-14.pdf
質疑・討論2=物理学の範囲でも議論すべきことは多い
・・・・・・
司会(三輪)
 物理の中で混乱があると言われましたが、エントロピーの概念そのものに混乱があるというよりも、あるプロセスでエントロピーが増えたか減ったかという言葉使いに混乱があるというように私は思っています。・・・・・・
 ・・・・・・
槌田
 ・・・物理学者が・・・人にわかってもらおうというときに、自分の解釈で話をする・・・
 エントロピー概念の混乱・・・には二種類あって、一つは解釈の混乱、一つは拡張解釈の混乱です。今の場合の私と安孫子さんの議論、そのほかここでいろいろ議論になっているのは、解釈の方の混乱だと理解していただきたいと思います。
 たとえばネゲントロピーという概念を使わなくてもエントロピーだけで説明ができるのに、なぜネゲントロピーを使って複雑にするのかと私が問えば、安孫子さんはネゲントロピーを使えばこんなに解釈が簡単なのに、なぜエントロピーだけで複雑な解釈をするのかと言い合っている議論なわけです。・・・・・・(P.115)

 フロア 東京大学物理学科の学生の中島です。樋田さんのお話はすぐに価値のエントロピー一元論的になってしまうような気がします。高橋さんの質問は、要するに経済で目標とすべきことは、熱エントロピーをふやさないようにすることなのか、それとも物質エントロピーなのかだったようですが、それは別にあまり気にしなくてもいいような気がします。
 エントロピーの法則は物理法則で、要するに自然の法則ですから、エネルギー不変の法則の場合と同様に破るわけにはいかない。しかし、地球上にあまりおかしなものが増えないように守っている範囲内では何をやろうと自由なわけで、経済的な目標設定のような話のときにエントロピーの話を出すのは、あくまでも最低限これはやってはいけないという話ではあっても、これをやるべきだという話になってこないような気がします。そのへんについて槌田さんはどうお考えかうかがいたいと思います。
 槌田 私が、エントロピーの法則で世界を一元論的に理解しているの
ではないかという批判がよくあります。しかし、われわれは今の話にあったように決してそういうことを言っているのではない。ただエントロピーの法則に反するような議論をしてはいけないと言っているだけのことです。そういう点では私も同じ意味です。
 それから価値の問題ですが、物理のほうで言う価値は、使用価値の範囲にとどまっている。ただし、その使用価値も全部の使用価値について言っているのではない。価値にはいろいろな考え方があり、いろいろな部分があるわけです。われわれは交換価値に手を出そうなどとはとうてい思っていません。(P.118)

フロア井野 P.68の図はパイ捏ね変換でなくで、パイ重ね変換。これでは、スーパーラティスというニューマテリアルになる。捏ねがないとエントロピーは増えない。(P.117より要約)

http://entropy.ac/download/E1/E-8.pdf
報告3=統計的エントロピーと熱学的エントロピー 小出昭一郎
●パイこね変換とエントロピー
 ・・・ミクロ(微視的)の分子を扱う統計力学と、熱をマクロ(巨視的)に扱う熱力学とを融合させることはむずかしい課題であり、現在でも完全に解決されているとはいいがたい状況です。・・・・・・(P.68) 
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